日本の代表的な3大夏祭り
日本では、全国各地で多くのお祭りが開催されています。特に、夏祭りは地域ごとの夏の風物詩です。今回は、全国でも代表的な3つの夏祭りと、それぞれの楽しみ方を紹介していきます。
東北では、青森ねぶた祭が有名で、毎年8月2日~7日まで開催されています。お祭りを存分に楽しむには、跳人(はねと)という踊り子として、お祭りに参加するのがおすすめです。跳人は誰でも参加でき、「ラッセーラー、ラッセーラー」と掛け声を上げながら、ねぶたの山車について跳ねて踊ります。お祭りの一体感が味わえて、いい思い出となるでしょう。
京都の祇園祭は、八坂神社にて毎年7月の1ヶ月間に渡り開催されています。祇園祭の最大のイベントは、宵山と山鉾巡行です。宵山は、山鉾巡行の前々日からの3日間にわたって開催されるお祭りで、多くの観客で賑わいます。夕方になると山鉾の駒形提灯に火を灯し、市街地を巡っていきます。じっくりと見物したい人は、なるべく明るい時間から見に行くのがいいでしょう。名物のちまきを購入するのも、祇園祭の楽しみの1つです。
徳島の阿波踊りは、毎年8月12日~15日まで、徳島市の繁華街を中心に開催されています。ゆっくりと踊りを見物したい場合は、桟敷券を購入しておきましょう。夕暮れ時の少し明るい時間に訪れて徳島の街の風景を堪能した後、夜は桟敷席で踊りを観覧するのがおすすめです。また、川沿いに出ている露店を散策して、夏祭り気分を味わうのもいいでしょう。